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DEVOPS / GITHUB ACTIONS / 2026.10.01

CIの「実行した証拠」、何日残しますか?

10月1日から、Checks・workflow runs・commit statusesにもActionsの保持期間が適用されます。

10月1日新しい保持対象への適用開始予定日
90日既定の保持期間。公開リポジトリの上限でもある
400日超 → 設定値従来長く残ったメタデータが保持設定に従う

3行要約

  • GitHubは2026年8月27日に告知し、10月1日からChecks、ワークフロー実行履歴、コミットステータスにもActionsの保持期間を適用するとしています。[^change]
  • これらは従来、設定に関係なく400日超残っていました。今後はアーティファクト・ログと同じ保持期間で削除され、既定は90日です。[change][docs]
  • 監査や障害分析で長期履歴が必要なら、適用前に設定の上限を確認し、必要なデータを外部へ保存してください。[^change]

背景:ログだけ消えても、チェック結果は残っていた

GitHub Actionsでは、ビルド成果物とログの保持期間を既に設定できます。一方、Check runやcommit statusなどのメタデータは長く残っていました。Check runはテストやLintの結果をコミットに紐づける記録、commit statusは外部CIなどが付ける成功・失敗の状態です。今後はこのメタデータも同じ設定で整理されます。[change][docs]

公開日は8月27日で、GitHubは9月15日に対象範囲の説明を追記しています。実際の適用開始予定は10月1日であり、この記事の最終確認日である9月29日時点ではまだ実施前です。[^change]

何が変わるのか:第三者のチェックも対象

データ従来10月1日以降の予定
Actionsのアーティファクト・ログ保持設定に従う同じ設定を継続
ワークフロー実行履歴400日超保持Actionsの保持設定に従う
Check suites・Check runs400日超保持Actions由来も第三者アプリ由来も対象
Commit statuses400日超保持Actions由来も第三者アプリ由来も対象

対象はGitHub Actionsが作ったものだけではありません。GitHubの公式文書は第三者連携が作るChecksとStatusesも含むと明記しています。別のCI製品を使っていても、GitHub上の表示・履歴を長く使うなら確認が必要です。[change][docs]

技術的なポイント:設定できる日数と費用

リポジトリ設定可能な期間制約
公開1~90日90日を超えてGitHub内に保持できない
非公開・内部1~400日組織・Enterprise側の上限を超えられない
既定90日設定を変更していなければこの期間が目安

上限はGitHub Enterprise Cloudの公式設定文書によります。Checks・実行履歴・Statusesのメタデータ自体はストレージ課金対象ではありませんが、保持期間を長くしてアーティファクトやログも長く残すと、そのストレージ費用が増える可能性があります。[docs][change]

保持期間を後で延ばしても、消えた履歴は戻りません。 GitHubは非遡及を明記しています。重要な過去の結果は、適用前にアーカイブの要否を判断してください。[^change]

開発者・企業への影響と実践手順

監査証跡、リリース判定、障害の事後分析にGitHub上の古いチェック結果を使っている組織では影響が大きくなります。一方、直近数週間だけを見ればよいチームなら変更は少ないかもしれません。必要な期間はチームの運用・契約・内部規程に合わせて決めるべきです。

1 棚卸し監査・復旧で参照するCI履歴を列挙
2 設定リポジトリと組織の保持期間・上限を確認
3 保存必要な実行結果を外部へ書き出す
4 検証保存先から検索・復元できるか試す
  1. リポジトリまたは組織のSettings → Actions → Generalで保持期間を確認します。表示名は新しい対象を反映したものに更新されます。[^docs]
  2. 公開リポジトリでは上限90日、非公開・内部では最大400日と、上位ポリシーの上限を照合します。[^docs]
  3. 長期保管が必要なワークフロー実行履歴は公式REST APIなどで取得し、社内の保存先へ移します。APIには検索・ページ分割の制約があるため、件数と取得漏れを検証してください。[^runs]
  4. 外部CIのChecksやStatusesも対象なので、その製品側の独立した履歴保存先があるか確認します。

リスクと限界

  • 保持期間を延ばすとアーティファクト・ログの課金対象ストレージも増え得ます。メタデータだけを長くする設定とは読み取れません。[^change]
  • GitHubの保持設定はバックアップ製品ではありません。長期監査用には検索可能な外部保管とアクセス権の管理が必要です。
  • この記事は9月29日時点の予定に基づきます。10月1日以降の実際の挙動や追加説明は公式文書で再確認してください。

今後注目すべき点

適用開始後、組織・リポジトリの設定値どおりにChecks、実行履歴、Statusesが整理されるか、監査や障害分析の手順が影響を受けないか確認します。保持日数は「コスト」と「証跡」の両方に関わる運用設計です。

最終確認日:2026年9月29日

参照元

[^change]: GitHub Changelog:Actions retention will cover checks, workflow runs, and statuses(2026年8月27日公開、9月15日追記、10月1日適用予定) [^docs]: GitHub Docs:Configuring the retention period for checks, workflow runs, commit statuses, artifacts, and logs(対象範囲、日数、設定場所) [^runs]: GitHub Docs:REST API endpoints for workflow runs(実行履歴の取得)

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