私はファイル整理が苦手です。
デスクトップには一時保存のファイルやスクショ、zip、メモ用のテキストがどんどん溜まり、気づけばカオス状態。
ストレージ容量が残り少なくなるたびに、
と不安になって手が止まるタイプです。
結果、「消さない」という選択肢ばかり選んで、容量不足でPCが重くなるという悪循環。
バックアップはバックアップで別に取っているものの、「今この瞬間、消していいかどうか」が判断できないのが大きなストレスでした。
そんな中、RecoveryFox AIというデータ復元ソフトなるものを見つけました。
どうも巷で大人気のAI技術を使ったソフトのようで、AI好きの私としては興味深々ですし、本当にデータが簡単に復元できるなら、
「もし消して困っても、RecoveryFox AI で復元できる(かもしれない)」
という“心理的安全装置”が出来て、ファイル整理のハードルが下がるのでは?と思い、
今回、無料版→製品版という流れで試してみることにしました。
RecoveryFox AI は、WonderFox が提供する Windows 向けのデータ復元ソフトです。AI を活用した深層スキャンで、削除やフォーマット、ファイルシステムの破損など、さまざまな理由で失われたファイルを検出・再構築することをうたっています。
主な特徴はこんな感じです:
ざっくり言うと、
「内蔵/外付け問わず、よくあるストレージと主要なファイル形式を一通りカバーしている、AI 搭載のデータ復元ソフト」
という立ち位置です。
料金プランは、1週間・1ヶ月・1年・永久ライセンスといった複数プランが用意されていて、短期利用から長期保有まで幅広くカバーする構成になっています。永久ライセンスは一度購入すれば追加費用なしでメジャーアップデートも受けられる、買い切りのプランとして紹介されています。
一方、**無料版(フリープラン)**は、
という位置づけです。
「ちゃんとファイルが見つかるか」「目的のファイルがプレビューで中身まで見えるか」を無料版で確認してから、有料版に進むかどうかを考えられる設計になっています。
公式サイトからインストーラーをダウンロードし、セットアップを進めると、日本語でインストールウィザードが表示されます。途中でインストール先ドライブが選べますが、復元したいドライブと同じところには入れないのが鉄則です(これはどの復元ソフトでも共通の注意点)。
起動すると、シンプルなメイン画面が表示され、
などがカード形式で一覧表示され、アイコンが大きくて分かりやすい UIで、どこをクリックすればいいか迷う感じはほぼありませんでした。
今回の目的は「削除のハードルを下げられるか?」なので、デスクトップにあった雑多なファイルを テスト用に削除 してみました。
ゴミ箱に入れ、あえてゴミ箱も空にします。
その後、C ドライブを選択して、クイックスキャン しました。
完了後、下図の通りAIスキャンが開始されました。

AI スキャン完了後、スキャン結果では、
に候補が分類され、削除済みファイルが一覧で表示 されました。

今回テストで削除していたファイルも検出されていました。

無料版の段階では、実際に復元まではできませんが、
まではチェックできるので、「あ、ちゃんとあのファイルが見つかってるな」という手応えは得られます。
無料版を触ってみて分かったのは、
という位置づけだということです。
「本当に戻したい超重要ファイル」がある人は、無料版でスキャンして“見つかるかだけ確認”→見つかったら有料版に切り替えて復元、という流れになると思います。
有料ライセンスを入力すると、そのまま製品版として利用できるようになります。
復元作業を行う際のポイントは、
といった基本事項です。
実験として、ファイルをいったん削除 → ゴミ箱も空にした状態から、RecoveryFox AI で復元を試す、というシナリオを想定しました。
という流れです。
今回はテストで消したファイルを復元してみます。

スキャンしたCドライブ内をファイル復元箇所に設定はできないため、下図のアラートが表示されました。

そのため、私はNASに対象のファイルを復元してみました。

成功しました。指定した場所に「ローカルディスク(C)」というフォルダが作成されて、
そこに復元対象のファイルが無事復元されました。

整理が苦手な人にとって一番の問題は、「何を消していいのか分からない恐怖」 だと思います。
これをすべて残していると、ストレージは一瞬でパンパンになります。
そこで、RecoveryFox AI のようなデータ復元ソフトを“保険”として用意しておくと、
「最悪、消して困っても、しばらくなら復元できるかもしれない」
という心理的な余裕が生まれます。
もちろん、データ復元は 100%成功するわけではありません。
上書きが進めば進むほど成功率は落ちますし、そもそも復元不能なケースも出てくるかと思います。
それでも、“何も用意していない状態”と比べれば、削除のハードルはかなり下がる と感じました。
例えば、デスクトップにあるファイルを、
といったように、“削除候補”のグラデーションをつけやすくなります。
特に、長年溜め込んだフォルダを整理するときなどは、
「とりあえずこの塊は消してみる → 後から必要になったら復元チャレンジ」
という運用が現実的になります。
ここで大事なのは、
という“運用ルール”を自分なりに決めておくことです。
私のような散らかりデスクトップ民だけでなく、RecoveryFox AI はいわゆる「普通のデータ復元ソフト」としてももちろん利用できます。
考えられる典型的な利用シーンとしては、例えば:
などがあります。
HDD の論理障害(物理的に壊れていないが、OS から見えない・フォーマットを促される等)の場合、こうしたツールで中身を救出できるケースも多いです。
AI 深層スキャンについては、
として紹介されています。
実際の成功率はケースバイケースですが、RAW データや動画の復元で他ソフトより良い結果が出たというレビューもあり、“最後の一押し”として試す価値は高い と感じました。
データ復元ソフト全般に言えることですが、RecoveryFox AI を使う上でも以下はしっかり押さえておく必要があります。
今回私が推したいのは、
「復元ソフトがあるから何をしても安心!」
ではなく、
「最悪のときに試せる手段があるからこそ、日常の“削除”に踏み切りやすくなる」
という心理的なメリットです。
そのうえで、利用はあくまで自己責任。大事なデータほど、バックアップとの二段構えにしておくべきだと思います。
整理が苦手な私目線で、「これは相性いいな」と感じたのは、こんな人です。
逆に、こんな人は他の選択肢も検討したほうがいいかもしれません。
最後に、今回のポイントをまとめます。
個人的には、
「データ復元ソフト」に加えて、「片づけられない人にとってのデジタル保険」
にも使えるソフトになるかなと感じました。
是非まずは無料版を体験してみてくださいね。